草むらで見つかった子猫、脚を切断するも他のどの猫よりも元気に駆け回る!
生まれた直後に後ろ脚が草に絡まってしまったために、動けなくなってしまったタパニという名の子猫がいる。

この赤毛の小さな子猫は生後1日で路上でひとりぼっちでいたところを発見された。
「タパニのママは背の高い草が生い茂ったところでタパニを生み、その後わたしたちが発見したのです」と子猫レスキュー団体の人々は回想する。
「草がタパニの脚に巻きついて、そのせいで脚の血液循環が止まってしまったようなのです」「見つけた人々はタパニが全く動いていないので、もう死んでしまっていると思いましたが、わたしたちの元にタパニを持ってきたのです」
タパニが子猫レスキュー団体に届けられたとき、団体のNY支部のヘンリエッタはタパニに抗生物質を与え、脚が治ることを祈った。 それから毎日、タパニはお母さんの愛を求めて鳴くばかり。

数日後、レスキュー団体にトレジャーというママ猫が来たため、団体の人々はトレジャーをタパニに紹介することにした。
「このママは子猫を一匹だけ産んだのですが、さらにタパニも自分の子として引き受けることにしたのです」
団体の人々はタパニの脚を包帯で巻き、ママを見つけたタパニは愛情をたっぷり受け、いつもゴロゴロとのどを鳴らし、不満の鳴き声は一切上げなくなった。
新しいママができてタパニは本当に幸せいっぱい。 ママのミルクはタパニの免疫力を高め、ママの愛情たっぷりの世話でタパニはすくすくと育っている。 タパニが初めて目を開けたとき、すでに代理のママが愛情をたっぷり携えてタパニの横にいた。 ご飯のあとは、ママと他の異母兄弟と抱き合ったり…。

「時間が経過し、タパニの脚の下の部分はしぼんで取れてしまいました。幹の部分はうまく治ったものの、その後感染症にかかったため、わたしたちはタパニの脚を切断することにしました」と子猫レスキュー団体の人は言う。

その後この可愛いタパニは記録的な速さで回復し、現在は幸せいっぱい。 「タパニはとっても元気で、他のどの猫よりも早く回復しています」
「タパニはとってもタフ。ちょっとしたことじゃへこたれません」と子猫レスキュー団体の人は語る。

手術の2、3日後には勇敢な戦士のように立ち上がって歩き回ったタパニ。 「タパニは遊び心に溢れた猫で、このビデオを聞いてもわかるようにいつものどを鳴らしています」 ママのトレジャーは他にもいっぱい子どもを引き受けて大忙し。 「タパニはトレジャーにとって2番目の『子ども』。彼女はその後さらに9匹の子どもを引き受けたんですよ」(source:lovemeow)
動画はこちら
Here is Tapani a day after surgery. If you listen closely you'll hear him purring!! We are still in awe of this little guy! Tapani wants to meow a special thanks to Dr. Kerry Ryan and the staff at MVAH for taking such good care of him
Kitten Korner Rescue, Inc.さんの投稿 2016年9月21日
優しいママに出会えて本当に良かったね、タパニ!脚を失っても元気に飛び回るタパニにたくさんの勇気をもらえます。