母猫を失い、恐怖に怯えていた3匹の野良の子猫を救った家族。2年後の今
11月のある寒い日、男性は、自分の家から聞こえる猫の鳴き声に気づきました。彼が音をたどると、3匹の小さな子猫が、廊下で恐怖に怯えながら隠れていました。

「父が廊下に隠れている3匹を見つけたんです。生まれておよそ2ヶ月くらいで、とても汚れていて、お腹が空いていて、人間を怖がる猫だったので多分野良猫だったんだと思います。」とZosiaさんは語ります。
彼らはすぐに子猫を暖かい部屋に連れて行きましたがが、3匹はすぐに逃げようとしました。
家族は母猫を探し回りましたが、どこにもその姿は見つかりませんでした。「きっと母猫の身に何かあったんだと思います。猫たちは母親を探しているようでしたから。」
子猫たちは空腹だったので、家族がご飯をあげるとガツガツと食べていました。
こうしてついに子猫たちは、暖かい部屋でお腹いっぱい、安全に過ごせることとなったのです。

なかなかなつかない子猫たち
「最初の数日は、猫たちは人間をとても怖がっていました。きっと本当に寒くてお腹が空いていたからこそ、誰かの家に近寄ったのだと思います。猫たちのなかには、草や葉っぱや松の葉なんかを吐いたりもしていた猫もいたので、本当になんでもいいから食べていたのでしょう。」とZosiaさんは言います。
一週間が経とうとしていた頃には、猫たちは隠れるのをやめて、愛情を示すようになりました。

家族はこの3匹に、Małpka(小さなサル)、Nutka(小さな音)、Szarki(シャーキー)という名前をつけました。
そして3匹はついに、人間と一緒にごろんと寝たり、リラックスするようになったのです。

毎日たっぷり遊んで、その後はカウチで爆睡したり。

家族は猫たちのために猫の城を作りました。猫たちは大喜び!

3匹は何をするにもいつも一緒です。これは、みんなで動物番組を見ている様子です。

猫たちが救出されて、2年が経ちました。
3匹の兄弟は美しく成長し、2匹の立派な男の子、1匹の素敵な女の子として家族と一緒に幸せに暮らしています。

Małpkaは人間に指図をしたり、助けを買って出たりするのが大好き。

Nutkaは人間の膝の上で昼寝をするのが大好き。

Szarkiはかまってもらいたがり。

3匹の、恐怖に怯えていた子猫は愛情豊かな猫へと成長しました。
Zosiaさんは3匹全員がお互いに一緒にいられるように、同じ家でずっと飼い続けるそうです。(lovemeow)

葉っぱや草を食べて生き残ろうとしていたみなしごの野良猫たち。素敵な家族に見つけてもらって、幸せいっぱいに暮らしていて何よりです!人間たちのほんの少しの努力と優しさで、多くの命が幸せな人生を送ることができるという、素晴らしい例ですね。