考える 2016-11-05

仔犬を保護したつもりが、成長過程で異変に気付く「犬じゃない…」

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WOLF CONNECTION

ある若い男性がアリゾナ州ツーソンのとある家の前で、大きな琥珀色の瞳の、耳のツンと立った仔犬を保護した。

ネオと名付けられたその仔犬はとても臆病で寂しがり屋、行儀も悪く甘えん坊で手のかかる犬だったが、飼い主の男性はそれでも幸せに成長を見守っていた。

しかしネオは次第に他の犬とは明らかに異なる行動を取るようになる。他の家の犬とも全く馴染もうとせず、飼い主以外の人間とは目も合わさず近づこうとしない。

全身を覆う毛も硬くごわごわし、骨ばったその特徴はまるでオオカミのようだった。ネオはどうやらオオカミの要素が強く現れた狼犬種だったようだ。

そしてついにネオは保護施設に連れていかれる事になる。「ネオは明らかに人間との関わりを拒絶していた」と施設の男性は当時を振り返る。ネオは当初とまどっていたが、次第に群れの一員となっていく。ネオはついに自分の群れを見つけたのだ。

アメリカの多くの州では狼犬種の飼育を禁止、もしくは規制している。それでもオオカミを飼ってみたいという願望を持つ一部の飼い主によって狼犬種は飼育され、そして保護団体によって保護されている。(source:thedodo)

動画はこちら

Welcome Neo to the WC pack! Here playing with Nova, his first friend, and soon to make more with the rest of the pack ? He is a playful youngster and super sweet! Please send us a year end matching donation to help with his care. Happy Holidays!

Wolf Connectionさんの投稿 2014年12月4日

一度自分の中のエゴに向き合ってみよう。多くの犬が、人間のエゴのために苦しめられているのかもしれない。

『海外では狼犬種を好む人向けに、より狼純度の高い犬を販売しているブリーダーがいると聞いたことがある。純度の高い犬を産ませるために、交配させるが、もし純度の低い犬だった場合、飼育費がかかるために殺処分されたり、捨てられたりするとらしい。全くもって人間のエゴだ。』

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