ぼくハシゴ、登れたヨ!よろこぶチワワくん。そうやって、子犬はすこしずつ成長していくのです。
すべり台の高みから、親子が見おろしてあそんでいます。
かわいそうに、飼い犬のチワワくんだけ、取りのこされて、地べたでオロオロしております。
「がんばれ、のぼっておいで!」
飼い主さんのことばが降ってきます。
「こわいよ、ぼく登れないよ」

とためらうチワワくん。
「がんばれ、だいじょうぶだよ!」
と飼い主さんからさいど励まされ、
「でも、ぼくこわいよ。高いよ」
逡巡するチワワくん。けれど、さいごには、勇気をふりしぼります。
「えいっ!」

一段ずつ、慎重にのぼってきます。
「ぼくだって、できるんだ!」
ぷるぷる震えながらではありますが、ついに難関をクリアしました。
と、こんどは、子供が、スベリ台をつるつるすべって降りてしまいました。一難去って、また一難か。。。
せっかく登ってきたのに……また、すぐ降りるなんて……。
でも、登れたんだから、滑り降りることもできるよね、チワワくん。 さて、チワワくんは、スベリ台を無事、降りることができたのでしょうか? つづきは、動画をご覧ください。