ショック!動物保護施設の外に14個の謎の容れ物!中には捨て猫が…
ある日動物保護施設のスタッフは、14個のプラスチック製の容れ物が置かれているのを見つけました。中にはどうやら、何か動いているものが。開けてみると、ぜんぶで16匹の猫が見つかりました。
施設にはすでに何百匹もの居場所のない猫が助けを得るためにやって来て、ケアを受けていましたが、もちろん施設はこれらの猫を見捨てるようなことはしませんでした。

ある日の朝、起こったショックな出来事
事の発端は2月9日の朝早く、スタッフがキャット・ハウス・オンザ・キングスというカリフォルニアの殺処分をしない方針の猫保護施設に通勤したところ、いつもとは違う様子に気づきました
。朝4時ごろに他のスタッフが来た時には、いつもと同じ状態でしたが、1時間後に別のスタッフが来た時には、14個の箱が施設の入り口に捨てられている状態でした。その光景を見て、そこにいた誰もが深いショックを受けざるを得ませんでした。
「容れ物は封が閉められ猫が出られないようにしてあり、ドリルで穴を開けて空気が入るようにしてありました。また、全ての容れ物にはフリースのブランケットが入っていました」と施設スタッフのハービーは言います。
スタッフたちは困惑しながらも注意しながら箱を施設内に運び、この不審な出来事を受け止め始めました。数えてみると、そこには16匹の猫がいることがわかりました。

「ある1匹の猫は2匹の赤ちゃん猫を抱えていました。そして生後5ヶ月から大体3歳ごろの猫まで13匹の様々な年齢の猫がそこにはいました。大人の猫は11匹のメスに3匹のオスでした」とハービーは言います。
「猫たちは汚くもなければ、病気というわけでも、そして痩せ細っているというわけでもありませんでした…。みんな、ちゃんと世話を見てもらっていた猫でした。」

この施設では現在、800匹の猫と子猫の面倒を見ています。皆、救護された後、虚勢手術と避妊手術を受けました。施設のポリシーは、どんな動物であろうと必ず引き取るということ。全ての命に第二のチャンスがあるはずだ、という信条からきています。施設では猫たちの健康と良い未来をかなえるための素晴らしいシステムを提供しています。この16匹の新しい猫たちも同様、手の込んだケアが与えられることになりました。
こちらがママ猫と2匹の子猫です。ここに来たからにはもう心配ありません。

16匹の検診などを済ませ、ようやく落ち着いた施設のスタッフたちは、猫たちが快適に過ごせる部屋を用意し、リラックスできて愛で満たされる環境づくりを心がけています。
施設長のアシスタントのタミーによれば、猫たちは最初は怖がっており、またショックを受けている状態でしたが、現在は健康で、元気にやっているそうです。近い将来、新しい飼い主が見つかり次第みんながここを出ていけるように、スタッフ一同尽力しています。
「若い猫たちはみな人懐こい猫です。多くの猫が多肢症を抱えています」とハービーは語っています。
たとえばこの猫は、親指が他の指と対置しています。

素晴らしいスタッフとボランティアの人々によって、全ての猫たちは無事に救護されました。
ここに来たら、皆家族です!(lovemeow)

かわいい命が無事に救われました。猫をプラスチックの容れ物に入れて施設の前に捨てるという、非常にショックな事件でしたが、猫たちにはぜひたくましく生きてもらいたいですね!