かわいい 2016-11-16

保護された3匹のピューマの子ども。元気にスクスク育つ姿に胸キュン!

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アメリカの、In-Syncという動物保護団体に、ピューマの子供達が保護されました。

In-Syncの広報担当のアンジェラ・カルバーさんは、「私たちは、アメリカ政府の野生動物保護部門(WDFW)から、迷子になった3匹のピューマの子供を預かるよう、依頼を受けました。」と証言します。

ピューマの子ども1 source:

政府の野生動物保護部門は、3つの民間動物保護団体にコンタクトをとりましたが、アンジェラさんたちが1番早く対応し、ピューマの子供たちを保護しました。

保護された3匹は、WDFWには両親とはぐれ迷子になっていたと報告されていますが、WDFWは額面通りには受け取っていませんでした。母親のピューマは、狩りに行くときや、縄張りを守る必要があるときに、子供をしばらく安全地帯に置いておく習性があることを知っているからです。

かわいいピューマの子供 source:

政府の担当者は、母親が戻ってくるかもしれないと思い、子供のピューマたちを数日間、観察していました。

「数日たっても、母親は帰ってこなかったようです。それから、政府の担当者は3匹を保護しました。母親に何があったか、正直なところまったく分かりません。」とアンジェラさんは言います。

3匹の子供のピューマが保護された後、今度は森林火事が発生し、1匹だけでいた別の若いメスのピューマが保護されました。

アンジェラさんたちは、保護されたピューマを野生に返す試みが全部試され、全部ダメだった場合のみ、In-Sync内の施設でピューマを引き取るという条件を出していました。

私たちは、一旦人間に保護されたピューマの子供たちが、再び野生に帰れるように訓練できる施設を探しました。ただ、そんなことをしてくれる施設はほとんどなく、できるかどうか試そうとする施設すら稀でした。」と、アンジェラさんは語ります。

かわいいピューマの子供 source:

獣医師の検査を受けた後、4匹はテキサスの一時的な避難所へ連れて行かれました。

今、4匹は避難所の中にある動物病院の中で、滞在日数30日間の条件付きで暮らしています。この30日間が終了すると、走り回ったり、遊んだり、日光浴ができる外部の柵内に4匹は移されます。

ピューマの子ども4 source:

「4匹のうち、直接的な兄妹は3匹だけなんですが、この3匹はもう1匹を姉のように慕っています。一緒に遊んだり、じゃれ合ったりして、4匹とも仲良くやってますよ。」「彼らの、正確な年齢は分かっていないんです。ただ、まだ斑点が毛にありますね。あれは、12~14週間ぐらいまでピューマが育つと消えるんです。」「多分、野生にいるときに母親が教えたんでしょうが、みんな骨を噛むのが大好きなんですよ。」と、アンジェラさんは語ります。

かわいいピューマの子供4匹 source:

「ただ1匹のオス、アウトローは元気で、やんちゃ坊主。セージは1番毛の色が薄く、アウトローよりは大人しいですが、兄妹と遊ぶのが大好きです。スカーレットは毛の色が濃く、とっても可愛いですが、すごくシャイなんです。」と、アンジェラさんは熱っぽく語ります。

かわいいピューマの子供 source:

「一番年上のマリスは、元気いっぱいで遊ぶんですが、他のピューマたちが昼寝するときにはそばに行って、見守っているんですよ。」

この4匹は母親をなくしたもの同士ですが、今は一緒に育ち、楽しく生きています。そして、これからもずっと仲良くやっていくでしょう。(thedodo

迷子になって、保護されたピューマの子供たちのお話でした。ピューマが迷子になって保護されるなんて、中々日本だと考えづらい話ですね。アメリカでは森林火災も多いですし、ピューマみたいな行動範囲が広い、肉食動物の保護、どのようにしているのか気になりますね。今回の話、In-Syncのアンジェラさんの、熱心な保護にも驚かされました。これからも、ガンバって頂きたいですね。

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