泣ける 2016-11-22

木に縛られ、「商品」として売られてゆくオランウータンたち

\この記事をシェアする/

現在、オランウータンは絶滅の危機にさらされている。

その主な原因は熱帯林の違法伐採や農地開拓によるによる生息地の減少、そしてペットにする事を目的とした密猟や密輸である。珍しい動物をペットにしたいという人間の願望のために毎年何百ものオランウータンが密猟されており、悲しい事件が後を絶たない。

そんな中で先日、オランウータンの生息地であるボルネオ島で野生のオランウータンが木にロープで縛りつけられているのが発見された。

縛られるオランウータン1 source:

ボルネオ島ではヤシ油のプランテーションにより生息地を奪われたオランウータンが、地元民たちのお金儲けのために捕獲、誘拐され密売ブローカーに売られているのである。

希望を失うオランウータン

今回発見されたオランウータンもバイヤーの手によって木に縛られていたと考えられる。ロープに抗う様子もなく、その眼は希望を失っていた。

希望がないオランウータン

不幸中の幸いか、このオランウータンは密輸される前に保護団体によって保護され、治療を受ける事ができた。

縛られるオランウータン2 source:

そして第二の人生へ…

次第に体力も回復し、再び自然に帰り第二の人生を歩み始めたのである。(source:thedodo

縛られるオランウータン3 source: 縛られるオランウータン4 source:

しかし、今回のように助けられるオランウータンはごく一部にすぎない。私たちの知らないところで、被害を受けているオランウータンは数えきれない。忘れてはいけないのは、彼らは商品ではなく、生き物だという事だ。

フォローをお願いします(1人1回) マークでOK