考える 2016-12-16

動物園でペンギンが死亡。その原因は奇妙なことに、溺死?

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ある朝、カナダのとある動物園で7匹のペンギンが死んだ状態で見つかった。

その死因はなんと溺死だった。

これはとても奇妙な事である。

ペンギンが溺死?

言うまでもなくペンギンは水生動物で、事実彼らは生活の75%を水中で過ごしている。

動物園はこの奇妙な事件の調査を始めた。

何かしらのストレスが彼らをパニック状態にさせたのではないかと考えられたが、何が引き金となったのかは結局分からなかった。

この動物園に限らず、多くの動物園では飼育・展示環境の開発と改善に何百万ドルも費やしているが、人間からの見た目を気にしすぎるあまり、しばしば動物たちの視点を見落としてしまう

今回のケースでも、動物園は檻の中の様子を24時間監視すべきだったし、記録をしていれば死因も分かっていたかもしれない。

動物園1 source:

この動物園でペンギンが死んだのは今回が初めてではない。過去には従業員がペンギンにパンツを履かせ、その生地がからまり死んでしまった事もあるのだ。

動物園2 source:

ペンギンは可愛らしく動物園でもとても人気があるが、同時に個体数の減少が問題視されている動物でもある。野生のフンボルトペンギンは19世紀中期には約100万羽いたが、今では3,300羽しか生き残っていない。

彼らの最大の脅威は商業目的の釣りと油による海の汚染、そして気候変動と言われている。

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Ett foto publicerat av Paul Gray (@paul_anima_gray)

動物園での飼育環境は決して野生の環境を超えられない。(thedodo

人間が彼らにとって最適で自然な環境をつくるのはとても難しい事である。彼らは展示物ではなく、人間と同じ生き物だという事を忘れてはいけない。

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