考える 2016-12-21

工場からの脱出!ブタたちのリアルな物語

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ある工場内、太い金属製の柵の中、名前のないあるメスのブタは再び子供を失いました

彼女は、自分の子供たちと17日間しか接しませんでした。正確には接することもできませんでした。金属製の柵は、彼女が振り返ることすら拒んでいたからです。

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そして、母ブタが母乳をあげなくてもいいころになると、子ブタはすべて消えていました。農場主の、母ブタにもっとたくさんの子ブタを生ませようとする考えでした。

ほとんどのブタは、わずか生後6か月のころには、食肉処理されてしまいます。

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つまり、この工場の母ブタが、子供を産んで失うサイクルは、子供を産めなくなるまで続くのです。

豚2 source:

母ブタの夢は、工場内の薄暗い囲いから逃げることですが、希望はほとんどありません。

そしてこの子ブタは、後にマディソンと名づけられる子ブタです。

豚3 source:

工場からの脱出!

Direct Action Everywhereの一行が、2016年12月初めにこの工場を訪れました。

「母親の出産のストレスと、子ブタに愛情をそそげないことを目撃し、非常に悲しい気持ちになりました。」と、Direct Action Everywhereのジェニーさんは語ります。

彼らは、震えていた子ブタを1匹持ち帰りました。

この子ブタは、マディソン名前をつけられただけではなく、一生をそこで過ごせる家までも、手にすることができました。

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マディソンは、安全な場所で暮らし始め、生活を謳歌し始めました。

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「彼女はほんとうに好奇心旺盛で、お腹をなでられるのが好きで、とてもきれい好きです。他の動物たちと一緒に、バナナや色んな果物を、ぜいたくに食べていますよ。」と、ジェニーさんは語ります。

ヤギ、ヒツジ、ブタやニワトリ、そして優しい人間たちに囲まれて生きています。

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マディソンの幸運な話は、たった1匹の話です。苦しんで生きている動物はたくさんいます。ただ、たった1匹でも、こうやって幸せに生きれる動物がいることを示すことで、問題が解決することもあります。

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「そうですよ。これは、たった1匹の話です。でも、マディソンにとっては、あなたがあなた自身の人生を送っているように、大切な一生なんです。」と、Direct Action Everywhereのメンバー、アレックスさんは語ります。(thedodo

Direct Action Everywhereは、大型食品店舗が、動物を悲惨な環境に置いている工場と取引を停止するように、署名を開始しました。(署名をする場合はこちらから。

食肉工場のことは、あまり考えたことはありませんでしたが、やっぱり良くない環境のようですね。人間が肉の消費を減らすと、環境や後進国の人たちにも、良い影響があることを文献で読んだことがあります。スーパーに普通に売られているものですが、背後の色んな関係も、考えていきたいものですね。

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