保育園に住み着く野良犬を救出!さらに葉っぱで作ったベッドには生まれたばかりの赤ちゃんが…
ロサンゼルスでは、数千匹の野良犬が日々路上をさまよい歩いています。多くが飢え、傷を負い、また人間による虐待を受けてきました。
悲しいことに、彼らにとって、より良い環境で生きることは手の届かない夢のようなものです。
この状況を見かねて、Hope For Pawsという動物保護団体は誕生しました。2008年の発足以来、エルダドとオードリー・ハガルは極度の危険状態や死に直面する野良の動物を救護してきました。路上から救い出し、自宅に連れて帰り、里親が見つかるまで世話をするまでのすべてをハガル一家は担っています。
ある日Hope For Pawsの元に「地元の保育園に野良犬が住み着いている」という連絡があり、ハガル一家は現場へと駆けつけました。たどり着くとそこには一匹の野良犬が、警戒心をむき出しにして座り込んでいました。

ペチュニアと呼ばれるその犬はもつれて汚れた毛をまとい、トラックの下に休んでいました。彼女がかなり長い間野良犬として生きてきたことは誰の目から見ても明らかでした。

突然、ペチュニアはその場を逃げ出そうとしたので、エルダドはさっと彼女の前足をつかみました。
ペチュニアは少しの間ジタバタしましたが、彼らは無事に彼女に首輪をつけることに成功しました。ペニチュアは無事に救出されましたが、これでめでたしめでたしとはいきませんでした。彼女は授乳中だったのです。
それはつまり、近くにまだ子犬がいることを示唆していました。

捜索には仕事中の地元の人々も加わり、発見まではそれほど時間はかかりませんでした。

葉っぱの山のなかにはそれは小さな子犬がいました。彼女は生まれてから48時間も経っていないようでした。救護した人々は彼女を「ペタルズ(花びら)」と名付けました。

ペタルズは無事にお母さんの元に戻り、子どもと再会したペニチュアはようやくリラックスした様子を見せ始めました。

しかし、救護にたずさわった人々はまだ安心できずにいました。犬が出産するとき、大抵は3匹から4匹の犬が誕生するためです。
他にもまだどこかに子犬がいるのかもしれない。そうだとしたら、どこに隠れているのだろう?彼らはペニチュアが他の子犬たちの元にたどり着くことを願い、彼女を放しました。
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