私は下半身不随で歩けない猫のルシファー。それでも動物病院の仲間たちに勇気を与え続けます。
どうも!私の名前はルシファー。ロシアのペルミって街にある、動物病院に住んでます。新しい飼い主が私を見つけたとき、私は足が悪くて歩けなかったんです。歩くってどういうことなのか、よくわからないまま生きてきました。私の飼い主は、私が歩けないのは、ドアに挟まって背骨を傷めたからだろうって思ってます。

でもね、私は今すごく幸福なんです。だって、素敵な家族とお仕事がありますから。

私が住んでる動物病院に運ばれてくる動物の手助けをして、彼らも生きる権利があることをみんなに伝えています。自分がひどいケガをしてから、傷ついた動物たちの気持ちが分かるようになったんです。ケガをした動物たちを温めるために、近くに行って抱き寄せたりしています。

歩くのはまだ難しいけれど、誰も私が傷ついた動物のお世話をするのは止められません! ここの動物病院に入院してるみんなは、私の姿を見ると喜ぶんですよ。他のネコのドナーになって命を救ったりのこの仕事、すごく誇りに感じていて、とても真剣にやってます!

そして、モデルになって広告に沢山露出して、この動物病院のマーケティングのお手伝いもしています。インタビューをして、インターネットで配信されたことだってあるんですよ。私はスターなんかじゃなくて、ただの一匹のネコだけど、たまに自分が人間になったような気がします。

私を助けてくれて、ケガをしたたくさんの動物たちを救うきっかけをくれた動物病院には、感謝してもしきれません。(source:boredpanda)

歩くことができなくなったルシファーでした。動物病院内で他の動物にも勇気と与え続ける姿に感動を覚えます。同じ境遇の仲間による支え合いによって少しでも元気に過ごしていって欲しいものですね!