【ちょ、お前だったのか…】カメラがとらえた!コンビニのスリ常習犯、犯行現場をついに目撃!
カナダのトロントでコンビニを営むキムさん一家はこのところ多発するお菓子の盗難被害に悩んでいたのですが、この度ついにその犯行現場を押さえることに成功しました!
しかし、カメラに捉えられた犯人の姿は「ちょ、待ってよ…」としか言えない、ほろ苦いものでした…。
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Posted by Squirrel Steals Chocolate on Saturday, 7 January 2017
犯人はリス!
そう、問題のスリ常習犯とは近隣に生息するリスたちだったのです!
彼らの盗みの手口はこうです。
ドアが開いてる隙を見て、そっと忍び込む……こうして数年のあいだに数十本にものぼるお菓子の盗難被害が。
「これは私たちの責任だよ」とシンディ・キムさんのご両親は話しているそうです。
約5年前のこと、シンディさんのご両親が始めた小さな奉仕活動ーーつまり、小鳥への餌やりのことですが、この寛容な行いが他の要素を呼び込んでしまったようなのです
。「ある時リスたちがやってきて、鳥にあげていたひまわりの種なんかを食べるようになったんです。彼らは食べ物をもらいに店に来ることに慣れてきていたんでしょう。とはいえ、餌やりも永遠には続けられません」とシンディさんは話します。
「まあ、その結果、彼らは強奪する方向に走ってしまったんだと思いますけど…」

去年の秋には盗難被害の劇的な増加が見られました。約40点の盗難被害のほとんどがチョコバーだったのです。
「常に見張っていられるわけではありませんから。きっと彼らがやってきているんだろうとは思ってましたけど、詳しいことは分かりませんでした」
この小さな窃盗団はどのタイミングで襲撃を仕掛ければいいのかをすっかり学んでいたようですが、キムさんたちもとうとうそのやり口を目撃したのです。
「店の外を見ていたら、出入り口のところでウロウロしているリスを発見したんです」

サササッという微かな足音が犯行の合図でした。

そして……決定的瞬間。

「彼らを捕まえるのは難しいんです」とシンディさんは話します。
シンディさんのご両親の他、お客さんまでもリス窃盗団の捕獲に挑戦しましたが、結果は芳しくありません。誰かが気づいた時にはすでにチョコバーを咥えて店の前の道を渡ってしまっているのですから。

幸いにも、冬の訪れによりリス窃盗団の目撃件数は減少していますが、キムさん一家は春の犯行再開を睨んで早くも対策を講じているそうです。
一方、長い冬のあいだ近隣の森に潜伏するリス窃盗団は次なるターゲット・キャラミルク(カナダで定番人気のキャラメル入りチョコバー)を得る方法を画策しているとかいないとか。。(thedodo)
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人間もリスもチョコバーの魅力にはなかなか抗えないようですね。キムさん一家とリス窃盗団のイタチごっこはしばらく続きそう…野生動物への餌やりにはくれぐれも気をつけて!