驚き 2016-10-12

残酷な哺乳類NO.1は…人間ではなくミーアキャット!可愛さからは想像もできない

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人間がこの世で最も残酷な哺乳類だと思っている人も多いはず。そんなあなたはタイトルを見て胸をなで下ろしたかもしれません。

新たな研究によって私たち人間はそれほど邪悪な哺乳類ではないことがわかったのです。José María Gómez率いる研究グループは、同じ種を殺害する率が最も高い哺乳類を調査し、その結果、人間はちっとも上位に食い込んでこなかったことがイギリスの学術雑誌ネイチャーnatureの中で明らかにされました。

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そしてNO.1となった驚くべき哺乳類、それがミーアキャットだったのです。見た目はかわいく抱きしめたくなるようなミーアキャットですが、3000以上の哺乳類の死因を研究した結果、19.36%ものミーアキャットが同じ種によって殺されていることがわかりました。

僅差で2位にランクインしたのがアカオザルで約18.18%、アオザルが3位で17.7%、アカビタイキツネザルとマングースキツネザルが16.67%で同率5位にランクインしました。気になる人間はというと、2%。同じ種同士で殺し合う率ではトップ30にも入らなかったのです。

<同じ種同士で殺し合う哺乳類ベスト30>

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2%という数字を見ると非常に低いように感じますが、哺乳類の中には同じ種同士で全く殺し合いをしない動物(例えばコウモリなど)もたくさんいるので、それを考えると私たちは自らを賞賛している場合ではありません。 哺乳類全体の平均値は0.3%で、霊長目だけを見ると2.3%でした。

付け加えると、メスのミーアキャットは親族内の若者がしっかり餌や資源を確保できるように、別の家族のミーアキャットの赤ちゃんをよく殺害する習性があるという研究結果が、2006年に出版されたnationalgeographic内で明らかにされていました。この習性こそがミーアキャットをNO.1に押し上げた理由でしょうね。

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愛らしい姿のミーアキャットからはなかなか想像できない事実でしたね。ミーアキャットを見る目が変わってきそうな気がします。しかし、大量破壊兵器を使って無差別に人を殺したり、人種や宗教の違いで大量虐殺したりする人間と比べると、どちらが残酷か…それは数字だけでは比べられませんね。

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