溺れたガチョウの恋物語「雌のガチョウが人間に…!」
2年前、オレゴン州、ポートランドにあるオスウィーゴ湖で母親に捨てられ溺れている一匹のガチョウの子がいました。
マイクという男性が、友人数名とボートで湖に出ていた時そのガチョウに気づき、保護しました。 そしてマイクはその子が大きくなったら野生に返すつもりで育てたのです。

ガチョウは大きくなり、カイルと名付けられました。雌のガチョウだったのです。
しかし彼女、マイクの側からちっとも離れようとはしません。育てられるうちに彼を親だと思い込んでしまったのでしょう。 マイクが必死で野生に返そうとするのですが、何度やっても彼の元へ戻ってきてしまいます。
マイクはあらゆる手を尽くしました。何十キロも先まで車を走らせカイルを放して家に戻るのですが、 家に着いた時には既にカイルが先に到着しているのです。自然に戻る気はさらさらありません。

カイルはいつも、どこへ行くにもマイクの後を付いて歩きます。 マイクが女性と一緒にいると、彼女はいつもより一層マイクに近づいて歩くのです。
マイクはもうカイルを野生に返すことを諦めました。
そして、カイルがマイクに注ぐ愛情と同じだけ彼女を愛し可愛がってあげることにしたのでした。
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なんとも可愛らしいストーリー。よほどマイクの側が心地よかったのでしょうね。 しかしマイクが最愛の人を見つけて結婚する時はどうなってしまうのでしょう。 そこにまた新しい物語が生まれそうですね。