運命?!デートアプリで出会ったカップルの飼い猫は生き別れの双子の猫!!
真実の愛の実現には、小さな手助けが必要な時があります。
キャスリーンとブライアンのカップルの場合は、猫たちの手助けを借りて実現した真実の愛です。

奇跡?運命?猫がつなげた愛
このロマンティックなストーリーは2014年、シングルマザーだったキャスリーンが1匹の猫を家族として迎え入れたところから始まります。
キャスリーンと彼女の娘はカリフォルニアにある地元の動物シェルターに向かい、双子の猫に即座に恋に落ちました。
しかしキャスリーンたちは1匹しか飼えない状態にあったために、どちらか片方を選ぶこととなりました。
「シェルターでどちらを選ぶかを決めるのに、本当に苦労しました。2匹は本当にそっくりで、どちらがどちらかまったく区別がつかなかったのです。」とキャスリーンは回想します。
そしてついに、猫のオジーは家族としてキャスリーンの家に迎え入れられ、幸せな日々が始まりました。しかしキャスリーンはそれ以来、残してきたもう1匹の猫のことを思い出さない日はありませんでした。

そして時は過ぎ、2016年夏。
キャスリーンの友人は彼女にオンラインデートアプリ『ティンダー』を勧めます。
しばらくして、アプリを通してキャスリーンはシングルファーザーであるブライアンに出会います。
同じ地域に住んでいながら、また、同じ趣味がありながら、2人は今まで出会うことなく過ごしてきたことは驚きでした。
キャスリーンは当初この出会いに戸惑を感じていましたが、デートに行くことを承諾。
そしてディナーに出かけた2人は、すぐに意気投合しました。ディナーの後、2人はブライアンの家に行くことになりました。
ここで全ての道は一本の道につながります。
「わたしたちは彼の庭へと歩いたのですが、そこでオレンジと白の猫が目に入ってきたのです。二度見したあと、その猫のもとへとあるいたのですが、わたしは自分の目を信じられませんでした」とキャスリーンは言います。
「ひとめ見た瞬間から、この猫が生き別れになっていたオジーの双子の兄弟だとわかりました!無我夢中で『この猫!この猫だわ!!』と叫びました。ブライアンはわたしが出鱈目を言っているか、変な猫おばさんだと思ったようです。」
奇跡のようですが、キャスリーンの勘は当たっていたのです。

ことの顛末はこういうことでした。キャスリーンと娘がオジーをシェルターで受け取った4日後、ブライアンが同じ場所で双子の猫を引き取ったのでした。猫の名前はバターと言います。
キャスリーンもブライアンも、飼い猫の2匹が双子であることに疑いはありませんでしたが、シェルターに問い合わせて記録を見せてもらったところ、この推測に間違いがないことが証明されました。
「わたしたちはずっと双子の猫のことを気に留めていたので、再会できたことは運命だと感じています」とキャスリーンは言います。
「シェルターで出会った時に一目惚れした時から決まっていたのです。やっぱりわたしたちは一緒にいるべきだって!」

ここからキャスリーンとブライアンの愛は一気に深まります。しかし彼らはオジーとバターの再会をゆっくりと時間をかけて行うことにしました。
長い時間をかけ付き合いを深めたところで、キャスリーンとブライアンのカップルは同居することを決意。ついに、オジーとバターは再会しました。
最初、2匹はいかにも猫という感じで特に感動もないまま、いかにも猫らしくお互いに気のないそぶりをしていましたが、同じ家に住むという事実に関しては容認している様子です。
「時間をかけていく必要があるでしょうが、きっとそのうち2匹はじゃれ合うでしょう!」とキャスリーンは期待しています。

キャスリーンとブライアンの同居生活は始まったばかりですが、ここまでの経緯は驚きの連続でした。双子の猫が、2人の愛をつなげたと言っても過言ではありません。
「動物たちはわたしたち人間の人生を大きく変えてくれる存在です。幸せや喜び、希望を家にもたらしてくれる存在です」とキャスリーンは話しています。(thedodo)
偶然にしては驚きが大きい、これぞ運命ともいうべき不思議な縁ですね。双子の猫が再会できて本当に何よりです。これから時間をかけて2匹が仲よくなることに期待!