「探していない」と見捨てられたハスキー犬を保護。病院に連れて行くとその理由が明らかに!
「探していない」と見捨てられたハスキー犬を保護。病院に連れて行くとその理由が明らかに!
一匹のハスキーを保護
近所で雌のハスキーを発見した男性。近寄ってみると、ハスキーには飼い主の電話番号が書いてあるタグがついていました。飼い主が必死に探しているかもしれない、とすぐに電話をすることに。すると予想外の返事が帰ってきました。
「私たちはそのハスキーを探していない」
そのハスキーは、迷子ではなく放置されていたのです。

発見者の男性は、ハスキーを保護することにしました。ひとまず動物病院へ行き、検査をしてもらうことに。そこで分かった事実。
彼女はフィラリアに感染。
そのことが、元飼い主がハスキーを捨てた理由だったのでしょう。フィラリアの治療にはお金がたくさんかかります。ごく稀に、人間に移る可能性もあります(※1)。犬が病気になった動物病院に連れて行ってあげたりと、手間も時間もかかります。
しかし、男性は迷わず治療する選択肢をとりました。そして獣医さんにお願いし、ハスキーは治療を受ける事ができました。
今では、よくなって男性と元気に暮らせています。

男性になでられ、すごく嬉しそうなハスキー。安心できる場所ができて良かったですね。
生き物だから、犬でも病気にかかります。動物を飼う時に、病院へ行くお金、餌代などのお金の問題は大丈夫か?世話をする人はいるか?家族の協力体制は整っているか?など、しっかりと話し合い、環境を整えた上で、動物を家族として受け入れなければなりません。そして何よりも、犬は家族であるという認識が大切だと思います。
この男性は、ハスキーが病気にかかっていることを知っていても、保護し、治療して直し、愛情をかけて育てているようにみえます。ハスキーは、信用できる男性に出会えて、ほっとしていることでしょう。
海外であった本当の出来事でした。
※1フィラリア症は発症例こそ少ないものの、人にも感染するリスクがあります(国内では約100例が確認されています)。蚊を通して感染することがあると言われています。(source:出典)