明治大学公認の動物愛護サークルtoutouさんを突撃取材!
今、なにかと注目を集めている明治大学の動物サークルを取材させて頂きました。(学生の動物サークルがどのような活動をしているか、どのような考えを持っているかを知りたかったため)
明治大学の公認サークルtoutouは動物愛護活動をするボランティアサークルで2013年に発足しました。 toutouは代表の片岡亮氏を始めとし、部員数は43名で成り立っています。活動の拠点は明治大学中野キャンパスで葛飾、府中にある動物愛護団体のお手伝いをしています。今回はtoutou代表の片岡亮氏と対談させていただきました。

■いざ対談
アニマライブ記者:それではtoutou(トートー)さん、よろしくお願いします!
片岡氏:すいません、、、トートーじゃないんですよ、それだと某便器メーカーですよ・・・ toutou=トゥー(↑)トゥー(↑)です。
記者:すいません。それではトゥ(↓)トウ(↓)さんよろ・・・
片岡氏:トゥー(↑)トゥー(↑)です・・・、でもそのように間違える人は少なくないですね。
記者:イントネーション難しいですね。。それではトゥー(↑)トゥー(↑)さん宜しくお願いします。
今回、最近何かと話題性がある明治大学ですが、どのような活動をしているか教えていただいても宜しいでしょうか?
片岡氏:はい、基本的な活動としては、都内にある動物愛護団体さんの元を訪れ、団体さんのお手伝いをさせてもらう形です。
主には、施設の清掃、犬猫ちゃんたちのお世話、ワンちゃんたちの散歩ですね。やはり命を扱う活動ですので生半可じゃできません。
特にワンちゃんたちの散歩はすごく体力が必要となります、中、大型犬を1日で30匹くらい散歩させるのはいくら若い僕らであっても結構堪えますね。
記者:そうなんですね。しっかりとした活動内容ですね。何か目的があって活動されてるんでしょうか?
片岡氏:僕は小さい頃から動物たちが大好きで、学生のうちに恵まれない犬猫たちのためにできることを何かできたらな、というのがきっかけで
この団体を設立したんです。僕の考えや想いに賛同してくれて集まってくれたのが今のメンバーです。しかし、設立して2年が経ち3年目となりましたが、
なかなか学生のできる事って限られてくるんですね。。。そういった限られた中でも一匹でも多くの命を救えたらなって想いで活動しています。
それから、影響力のある僕ら(明治大学内外で知名度があると自負しています)だからこそってこともあるんですが、僕らの活動を知ってもらうだけでも
、動物問題に興味関心を少しでも同世代の人たちに知ってもらえればよいかなって思ってます。ですから、僕らのやっていることは意味のあることだと自身をもって
言えますから誇りを持ちさらに、前へ前へと活動の幅を広げられればなとおもいます。
記者:将来的にこうしていきたいっていう目標はあるんですか?
片岡氏:将来的にですか、正直、わからないですね。僕らの扱う動物問題、特に犬猫の殺処分などはかなりシビアな話です、近年では殺処分数0を達成した
自治体なんかもありますけども、まだまだ多くのワンちゃんたちが殺処分されているのが現状です。僕らが普段お世話しているワンちゃん
たちは運よく動物愛護団体さんに引き取られた子たちですから、幸せな道に進めた子たちなんです。殺されるために生まれてきたなんてのはおかしな話です。
したがって、理想的な目標はですよ、そういった恵まれないワンちゃんたちを0にすることですね。でも、実現させるためには、自治体、国レベルでさらなる取組みが必要となってきます。
いつかは、国レベル、環境省まで巻き込んで一緒に何か活動できればなとおもいます。
記者:それはすごいですね。
片岡氏:ただ前へ前への精神でやってきたので、以前シーシェパードと関わって流石に大学に怒られましたけどね・・・。
記者:すいません、、、今さっきから「前へ前へ」って何回もいってますが何かおまじないか何かですか・・・?
片岡氏:そうですね・・・(黙り込む
記者:(1分間の沈黙後)えっと・・・シーシェパードに会ったんですか?
片岡氏:そうなんですよ。。。メンバーの一人がオーストラリアに留学に行ったときにたまたまSSの活動家にお会いしたらしく、彼が日本で動物愛護活動をしていると 自己紹介したら、すごく気に入られたみたいで、SS(シーシェパード)とtoutouとで提携文書的なのを頂いたそうで・・・・。たしかその文書には“我々SSは日本のtoutouの活動をを応援しています” みたいなことが書いてましたね。
記者:それってシーシェパードとtoutouさんと動物愛護に対する考え、方向性が似てるってことなんでしょうか?
片岡氏:いえ、基本的に彼らSSは動物愛護を謳って過激なアンチパフォーマンス活動をして収益を集めているだけだと僕個人は考えています。同じ動物愛護でもやはり少し方向性がことなりますね。
記者:なるほど。どちらかというとtoutouさんは収益どうこうというよりも、動物ボランティアを通して動物の良さや動物殺処分についてもっと周知していくことということがメインですよね。過激なこともしてませんし。。
片岡氏:そうですね。どちらかというとまずは動物をもっと好きになってもらうってことが大切かなと思いますし。
記者:なるほど。。今回片岡さんとお話させて頂いて、動物に対する熱意と情熱が伝わってきました。私どももWEBを通して動物記事を発信していく立場ですので何かお役に立てることがあれば是非言ってくださいね! それでは、本日はトートーさんありがとうございます。
片岡氏:だからトゥー(↑)トゥー(↑)ですって。。。。
■対談まとめ
今回、明治大学の公認サークルtoutouさんと対談させて頂き、こんなに動物に対して考えている若者がいるのかと感心しました。自分でサークルを立ち上げ、ボランティア団体に交渉して自分たちで企画をし、ときちんと自分の想いを行動に移せていることが素晴らしいですね。実際に行動に移せる人って少ないでと思いますし。。 動物殺処分に関しては、問題が大きいだけに具体的な方法はまだ模索中らしいですが、これからのtoutouさんに期待したいと思います! (それにしてもtoutouの発音と、シーシェパードをSS(エスエス)っていうところがかっこよすぎでした。)そして前へ前への真相はわからずじまいでした。。
toutouの活動の様子
片岡氏の餌やりの様子

▼中野セントラルパークで犬の散歩のお手伝い

先月4/27の活動の様子
新入生の方には新歓コンパと、もちろん新歓愛護活動!今後の活動内容などが気になる方は是非toutouさんとフォロワーになってくださいね!
先週末、葛飾にある動物愛護団体さんの元を訪れ新歓愛護活動を行いました。ワンちゃんたちの世話や散歩、施設やゲージの清掃など、新入生の皆さんにはいかに大変な活動であるか体験してもらいました。今年度も愛護心を忘れることなく躍進していきます。 pic.twitter.com/it8P6UUuoc
— 明治大学 動物愛護サークル toutou (@ani_1ove) 2015, 4月 27