誕生日に雪山でスノボ。そこで馬を救出するといつの間にか信頼関係ができていた。
21歳の誕生日にラファエル・ピーズは、チリの雪山にスノーボードをしにいきました。そこは上質のパウダースノーで覆われスノーボードをするにはもってこい。おまけに天気も良好です。
その日(誕生日)の予定は決めていましたが、途中馬に遭遇してから全てのプランを変えました。

足が雪に埋もれ動けない馬に遭遇
スノーボードで滑っていると雪に足が埋もれ動けなくなった馬に遭遇しました。身動きができないため、そこからじっとして動きません。ラファエルは、誕生日のプランを変え、まず馬を助けることを優先しました。

埋もれてしまった足の周りの雪を除去します。
ラファエルは、持っていたスコップで馬の足の周りの雪を掻いてあげます。何時間こうしていたのかわかりませんが、誰も来なければ死んでいたのは間違いないはずです。

持っていた非常食を分け与える
ラファエルの持っていた非常食を分け与えます。お腹も減っていたのかすぐに完食。食べる元気があってよかったですね。

即座にできた信頼関係
雪を除去してもらい動けるようになった馬。馬は怯える様子もなくラファエル達に付いていきます。救命を優先し馬にラファエル達の気持ちが伝わった証拠でしょう。

馬のその後…
それから4日後に飼い主さんの元に無事に返されたそうです。残念ながら、ラファエルの当初の誕生日プランはなくなりましたが、その代わりに1つの命を救ってことに間違いはありません。きっとラファエルもそのプラン以上に大切な何かを得たと実感しているのではないでしょうか。