元気を出して! 僕とハイファイブ! 可愛すぎるセラピードッグが多くの人生を変える!
ノーバートがジュリーさんの家族になったのはまだまだ小さな子犬のときでした。

そのころ彼は茶色い巻き毛をもつ犬だったのですが、成長したいまは真っ白いふわふわの犬に変化しました。しかし変わらないところもあります。彼の身体の大きさです。
片手に載っちゃう大きさ!?

多くの人々がそのあまりに小さく愛らしい姿に心奪われました。それはノーバートにセラピードッグとして完璧な素質をもたらしたと言えます。
ノーバートは7歳になりますが、体重はわずか3ポンド(約1.4キロ)しかありません。小さなピンクの舌が常にちょこっと飛び出しているところが彼の魅力をさらに引き立てていますよね! ノーバートに出会った人みんなが彼の小ささに驚き、そして喜ぶそうですよ。ノーバートのママであるジュリーさんは、ノーバートはただ小さいだけではない、特別な子だとすぐに分かったと言います。

「この子が皆さんを励ましたり、希望を与え、喜びの象徴のようになるなんて思いもしていませんでしたよ。でもね、ノーバートがまだ子犬だったころ、お店で会ったある女性が彼を見て言ったんです。
“その子、きっととてもいいセラピードッグになれるわよ”
って。それで、すぐさまセラピードッグについて調べたんです」
天才セラピードッグ?
ノーバートには生まれつき、周囲の人々を幸せな気持ちにさせ安らぎを与える力があったようです。そしてその素質もまたセラピードッグとしての最高の能力でした。
ノーバートが1歳になったころ、セラピードッグとして正式な登録を受け、自宅療養中の患者や小児病院を訪ねていく仕事をスタートさせました。

それから月日は流れましたが、ノーバートは今もセラピードッグとして主にロサンゼルスの小児病院でボランティア活動を続けています。彼の力は多くのひとに信じられないほどの笑顔をもたらし、そして病と闘う子供たちに安らぎと喜びを運んでいるのです。

「ノーバートは信じられないほど優しくて、賢く、愛らしい子です。彼は誰かが悲しんでいたり、うまくいっていないときにはそれを察知して、ただ彼らしくあるということによって笑顔の輪を広げることができるんです」
ジュリーさんの夢
ジュリーさんには長年、イラストレーターとしてお母さんと共に絵本を出版するという夢がありました。
そして子犬のノーバートを迎えたとき「これだ!」と感じたそうです。3人は初めての本「Norberd: What Can Little Me Do?」を出版することになりました。

「この本に込めたメッセージは、なにか大きなことを成し遂げるために立派な存在になる必要なんてなくて、わたしたちはみんな誰かを笑顔にする特別な才能を持っているんだということです」
3人の初めての本は9つの賞に輝き、そして今では3冊のシリーズになり、ノーバートのぬいぐるみまでできました。(どうでもいいですけど、ぬいぐるみの方がノーバートよりも大きいですね…)

ぬいぐるみを販売して得たお金は、必要な子供たちへおもちゃを寄付しているトーツ財団へ寄付されているそうです。

「ノーバートという驚きに満ちた小さな生物のおかげで繋がったすべての関係や、自分のものも含め、人生をより良い方向に変えてこられたことをとてもありがたく思っています」とジュリーさんは話しました。
ノーバートはただ自分らしくいることで多くの人々の人生に関わってきましたが、これからもずっとその生活は続いていきそうです。(thedodo)

その愛らしさで病気の子供たちのみならず、多くの人たちに勇気と安らぎを与えるノーバート。小さくてふわふわで舌がぺろっと出ていて…って、かわいすぎにも程がある!!
皆さんも、うまくいかない日にはノーバートのinstagramを見て癒されてみてはいかがでしょうか?
わたしは早速フォローしました。。