赤ちゃんを押し倒した犬…「オロオロ」気を使う優しさ
ワンちゃんのご主人様は、まだ年端もいかぬ赤ん坊です。誰よりも忠犬の思いを胸に抱いているワンちゃんのことです、どんな敵が襲いかかってこようと、ご主人様のそばにつきっきりで、守りきる所存でいます。
そんな意気込みのワンちゃんのまえを、今日も赤ん坊のご主人様が、ヨチヨチ機嫌良く歩いていきます。ジッとその様子をうかがっていたワンちゃん。何を思ったか、とつぜんご主人様に試練をあたえます。
▽鼻先でつついて、ご主人様を、恐れ多くも押し倒してしまいました。「?」

次の瞬間、いたいけなご主人様の悲鳴が、響きわたります。(あれっ、やりすぎたかな?)
さすがに、ワンちゃんも、後悔の念におそわれてオロオロしはじめています。
▽反省するわんちゃん

鼻をよせ、涙にぬれるご主人様のハートをいたわろうとします。ワンチャン(ご主人様をお鍛え申し上げようと、いらぬ真似をいたしまして、あいすみませんでした)赤ん坊(いや、かまわぬ。おぬしの忠義、わしはいちばんよくわかっておるわ)
そんな会話をかわしていたとしたら、おもしろいですね。さてこのふたり、将来どんなご主人様と忠犬になりますやら。