1日に4000羽のインコに餌やりをする男。色鮮やかな緑に染まるチェンナイ
インド南部チェンナイ在住の62歳、スカールさん。
10年間毎日2回数千羽のインコに餌をやり続け、巷では「バードマン」と呼ばれています。
朝4:30から、家にやってくるインコの為にご飯の支度をします。毎日60kgの餌が必要で最低でも500ルピー(日本円で約920円)のコストがかかっています。これは彼の収入の40%に当たるそうです。

以前は、カラスやスズメ、リスなどインコ以外の動物にも餌をあげていたそうですが、 10年前に起きた津波で2羽のインコが家にやってきて、それをきっかけにインコに餌をあげるようになりました。そのうち、その2羽が10匹以上を連れてきて、50羽、100羽…といつの間にか約4000羽に増えたそうです。2羽から始まり4000羽。これは間違いなくバードマンの努力の賜物です。

インコも増え続け、これからもチェンナイを綺麗な緑で染めてくれるでしょうね。