誰も触ろうとしなかった猫。心が通じ合う運命の瞬間。
猫のヴァレンティノは誰も触ろうともしない、悲しい猫でした。

垢だらけになってしまった毛は硬化してしまい、また両目は腫れて目やにがたまりすぎたために固まり、完全に閉じてしまっていました。

さらに、ヒゼンダニ症という動物と人間の両方に対して非常に感染力が高い病気にもかかっていました。

しかし、とあるシェルターにいたこの猫の鳴き声を聞いた時、エレイン・シーマンスという女性は驚きの行動に出ました。


またその行動をきっかけに、ヴァレンティノの将来は再び、明るく照らされるようになりました。
出会い、そして心が通じ合う瞬間
「彼は小さな脚を持ち上げて小さくミャーと鳴いたんです。まるで『お願い、助けて』と言っているかのようでした。それを聞いて、何かをせずにはいられませんでした」とエレインは語ります。
「人生には、立ち止まって、すべき行動に出なくてはならない瞬間があります。この瞬間もまさにその一つでした」とエレインは言います。

エレインは彼女の胸にヴァレンティノを抱き上げ、ぎゅっと抱きしめました。彼女は本来このような猫を触る時につけるべきである手袋すらつけていませんでした。

「ヴァレンティノを抱き上げたら、彼はわたしの肩にそっと小さな頭を乗せてきたんです。それがサインでした。そこで心が通じ合ったのです。わたしは彼を今すぐこのシェルターから連れて帰らなければ、と思いました。」

エレインはその日のうちにヴァレンティノを獣医に連れて行き、彼は現在も治療を受けています。もし無事に回復したら、今度は飼い主探しが始まります。(boredpanda)

ヴァレンティノの小さな声を聞いて、運命を感じたエレイン。誰も触ろうとしなかった猫でしたが、エレインとの心を通じる瞬間が人生を変えました。無事に治療が終わり、回復をして幸せな日々を歩めますように。