世界で話題! 謎のアーティスト集団・アノニマウス、”あの動物”のためだけのお店をオープン!
人間が暮らすところには、ねずみもまた暮らしているのです。それはつまり、人間が楽しんでいることの多くは、ねずみたちにとっても楽しいことであるはず……そんな考えを持ったアーティストたちが集まって、スウェーデンの街角にねずみサイズの小さなお店を作ってしまいました!

「このお店を作った理由? 子供の頃に見たディズニー映画や絵本の世界を自分たちの手で創り上げたいと思ったんだよね。作る側はもちろん、見る人たちにも楽しんでもらえると思うよ!」とアノニマウスのメンバーは語ります。
ねずみのための店?!
そんな彼らのつくるお店は”マウスファースト“を念頭においたラインナップになっています。さて、多くのねずみが最初に行きたいお店といえば……?

きっと、ナッツショップですよね!
店名の”Noix de Vie”はフランス語で「ナッツこそ人生」という意味。小さなウィンドウの奥にはピスタチオやカシューナッツなど様々な産地から取り寄せられた高級ナッツが並びます。
そのお隣にはパリジャン・スタイルのおしゃれなカフェが!
本日のオススメはチーズたっぷりのクラッカー。常連客はテラス席で過ごすのが定番だそうですよ。
え? クレジットカードで支払いたい? もちろんご利用頂けます。ねずみサイズならね
ミニチュアの自転車や花壇、そしてバンクシーのアートのようなストリート・アートも見受けられます。イベントやパフォーマンスの広告が載ったフライヤーのタイトルは『ねずみ男の夜(ホラー映画『狼男の夜』にかけて)』『マウス展覧会』など細かいところまで凝った造り。
おちゃめな仕掛けがたくさんの街並みも日が暮れると柔らかな光が灯り、凍えるスウェーデンの街を彩ります。

残念ながら深夜営業はしていないこちらのカフェですが、ある晩訪れたお客さんは特に気に留めていないよう。リラックスして過ごすにはぴったりサイズのポーチがありますから。
A mini store for mice has opened in the Swedish town of Malmo, Sweden's Sydsvenskan news website reports. Read more: https://sputniknews.com/europe/201612101048404850-anonymouse-mouse-shop-sweden/
Posted by Miriam Fraser on Saturday, 10 December 2016
そしてこちらの小さな街角を訪れるのはねずみのお客さんだけではないんですよ。
「僕らにはちょっと小さすぎない?」なんて思っているかもしれないですけど。(thedodo)
まさに童話の世界のようなねずみたちの街並みを実現させたアノニマウス。小さな花壇や広告、バンクシー風のスプレーアートまで目を凝らしたくなる芸の細かさです。次なる活動に期待大ですね!