世界一かわいそうなホッキョクグマが死亡…30歳でようやく過酷な環境から解放される
アルゼンチンのメンドーサ動物園で飼育されていた国内唯一のホッキョクグマのアルトゥーロが3日、老衰で亡くなった。30歳で亡くなったアルトゥーロだが、「世界一かわいそうなホッキョクグマ」として知られていた。

アルゼンチンは夏場には約40度以上になることもある。ホッキョクグマにとっては過酷な環境下で飼育されていたため、近年にカナダへの移送を求める数千人規模の署名活動も行われることもあった。しかし動物園側は、この申し入れは受け入れなかった。

その後、徐々に衰えていき、失明や食欲減退、体重もかなり減ってしまった。そして今月3日に息を引き取った。 30歳でようやくアルゼンチンの過酷な環境から解放される形となった。
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ネットのコメントには「天国ではホッキョクグマらしい場所で過ごしてほしい」「解放されて良かったね、お疲れ様」と多くのコメントが寄せられた。