ゴミの山をあさっていた犬…実は捨てられた命を救っていた!
先週のはじめ、ブラジルである警察官が職場に向かう途中で、何かを目撃しました。
近所の家の飼い犬が、ゴミ捨て場に積んであったゴミ袋をあさっていたのです。
この犬はお腹を空かせていて食べ物を物色していたわけではなく、心の優しさゆえにゴミ袋をあさっていたのです。
その後仕事を終えた警察官が家に戻ると、同じ犬がそこにいました。しかしこの犬は何かを口に咥えていたのです。

何を咥えているのかと気になった警官は犬に近づいてみました。最初は死んだ猫かと思った彼ですが、そこで目にしたものは思いもよらないものでした。

この犬はなんと、ゴミ袋に入れられて捨てられていた犬の赤ちゃんを救出していたのです。この子犬はゴミ捨て場に捨てられ、そのまま死ぬようにと放置されていたのでした。

この犬はただ赤ちゃんを救いたい一心にゴミ袋の山をあさっていたのです。
彼女は警察官の存在に気づくと、助けを求めてクーンと鳴き始めました。
「犬の赤ちゃんを助けるために、彼女は大変素晴らしい行動を取りました」と警察官は書いています。

しかしこの犬は授乳中ではなかったため、赤ちゃんの犬を育ててくれる犬がFacebookで募集されました。
そしてついに、捨てられていた子犬は育ての親に出会うことができました。

ゴミ捨て場に犬を捨てた人の行為は決して許されないものですが、犬たちの行為には底なしの愛を感じずにはいられません。
「ある犬はゴミ袋に入れられて捨てられていた子犬を助け、ある犬はその子犬のママとなったのです。なんて美しいことでしょう!」と警察官は書いています。(thedodo)

ゴミ袋に入れて子犬を捨てるという非道な行為をする人間がいる一方、その赤ちゃんを必死に助けようとする犬がいます。赤ちゃんは奇跡的に救われ、無事に保護を受けているとのことで、本当に良かったです!