監視カメラに残された驚きの映像。ある男性による心温まる行為とは?
トルコ、ギレスンにある一軒の住宅の庭先で起きた出来事が感動的だと話題です。
この家の住人である男性は以前窃盗の被害にあったため警備目的で監視カメラを設置していましたが、そこに映っていた感動的な映像を見て、人間性に対する信頼感を取り戻せたと言います。
雪深いある日のこと、一人の男性が凍えた野良犬を見つけると、いくらかの食糧を与えたうえ自らのジャケットを脱いでかけてやり、その場を去ったのです。
Bu güzel insanın adı Bülent Kalpakçıoğlu…Giresun belediyesinde çalışan bir işçi..
Posted by Tuna Öztunç on Tuesday, 31 January 2017
その映像はSNS上で瞬く間に拡散され、謎のヒーローの正体は誰なのかと話題になりました。
そして、正体が判明
ビュレント・カルパクチョルさんはギレスンの自治体に勤務する男性でした。

ビュレントさんは謙遜した様子で「何もしないでいるのは良心に反すると思っただけですよ。私たちが家で暖かな時をすごしているあいだ、彼らは屋外で凍えているのですから」と語ります。
ギレスン県知事は「彼は人間性とはいかなるものかを人々に示した」とビュレントさんの模範的な行動を表彰すると発表し、彼の言葉として次の文言を付け加えました。
「動物は私たちの大切な友人です。私たちは人々を愛し、この街を愛し、この街に生きる全てのかけがえないものたちを愛しているのです」(boredpanda)

誰も見ていないところで行われる行動にこそ、そのひとの人間性が現れるのかもしれませんね。同じ状況に遭遇したとき、あなたならどうしますか?
ジャケットをかけてあげるのは寒がりのわたしにはちょっと難しいですが…人として何かしてあげられるようにありたいものですね!