同じ言葉を話さなくても心は通じ合う!ホームレスの人間と犬の素敵な絆。
ホリスティックなペットフードを提供するEdgard & Cooperはこのクリスマス、食べ物、ブランケット、そしてお祭り気分満載のスカーフをホームレスとそのペットたちにプレゼントしました。
写真は犬と人間たちの美しい関係を写し出しています。ロンドンの路上で、レンズを通して人間と犬の特別な関係を捉えました。
ホームレスの人間と犬の強い絆
サム&プリンセス – 路上で暮らして5年

こちらがサムとプリンセスです。この美しい犬は5年前、子犬だった頃に路上で見つかり、それ以来サムの守り神として一緒に暮らしています。
サムが何者かに襲撃されそうになった時、プリンセスはサムを助けました。寝ている時、サムとプリンセスはお互いにとっての耳と目になります。
しかしプリンセスは決して攻撃的な犬ではなく、その名が示す通り落ち着きがあり、優しく、忠誠心がある犬なのです。
ドナ&タイソン – 路上で暮らして6ヶ月

ドナは9歳、タイソンと路上で暮らすようになって6ヶ月が経ちます。ドナはタイソンが毎日ご飯が食べられるようにすることが彼女にとって一番大事なことだと語ります。
タイソンは警戒心の強い犬ですが、Edgard & Cooperの食べ物が入った箱の匂いを嗅いだ途端、大喜びでジャンプし、私たちにキスをくれました。
セバスチャン&チコ – ロンドンで路上生活を始めたばかり

つたない英語で、セバスチャンは路上暮らしを始めるにあたり、1人と1匹が住める場所を探すのに苦労したと語りました。セバスチャンにとってはチコが何よりも大切な存在で、チコなしでは何もできないと言います。
アレックス&ブーブー

アレックスは69歳、カムデンで『ビッグイシュー』を売り歩いています。
通行人だったら気づかないほど小さなブーブーですが、アレックスにとっては自分の一部のように大事な存在です。
この時期、アレックスは小さなブーブーを寒さから守る為、自分のコートの下に入れて温めています。アレックスにとってはブーブーこそ彼の全て、そして ブーブーにとってはアレックスこそが彼女の全てなのです。
ギャヴィン、スパイク&ロレックス – 路上で暮らして9ヶ月

ギャヴィンは14歳で逃げ出すまで、3匹の犬と共に小屋の中に閉じ込められて育つという暗い幼少時代を過ごしました。同じようにケージに閉じ込められて育ったロレックスを救出し、その1年後には川で溺れていたスパイクを助けました。
住んでいた場所の家賃が払えなくなった時、2匹を手放して安ホテルを転々とするか、または2匹と1人という家族として路上で暮らすかという2つの選択を迫られたギャヴィンですが、もちろん、ロレックスとスパイクと暮らす道を選びました。ホームレス生活を始めて、9ヶ月が経ちました。
ギャヴィンは優しくてとても穏やか。2匹の犬も飼い主のギャヴィンのようで、そして彼のそばから決して離れようとしません(boredpanda)。
犬は人間たちにとって、大事な友達です。同じ言葉は話さなくても、魂と魂がつながる瞬間を、飼い主とペットは幾度も感じてきたに違いありません。特に、共に辛い状況を乗り越えてきた関係なら尚更のことでしょう。彼らが温かくて安心できる家にまた戻れる日が来れますように。