野生のロバが見せた親子愛!傷ついた我が子の傍を離れない母ロバ
重傷を負った赤ちゃんロバ・・・母親はその子の安全が確保されるまで、何があっても彼女の傍を離れようとはしなかった。
インドのレスキュー団体、アニマルエイドアンリミテッドのもとに、他の動物から攻撃を受けた赤ちゃんロバがいるとの通報が入った。その可愛そうな子ロバの体には噛みつかれた跡がいくつも残っており、傷の状態は深刻だった。
近辺の人々が傷ついた子ロバに気づき、彼女を助けようとターメリック粉を振りかけていた。それは出血を止めるための民間療法だったが、その治療では不十分だった。母ロバは途方に暮れて、その子どもに鼻を寄せたり突いたりしながら救いを求めた。

アニマルエイドアンリミテッドの隊員が到着し傷を治療すべくその赤ちゃんロバを連れて行こうとすると、突然母ロバがパニックを起こし始めた。彼らが子ロバを連れ去ってしまうと考えたのだ。

・・・というわけで、隊員たちはその母ロバも一緒に連れて行くことにした。 隊員たちは迅速に赤ちゃんロバの傷の治療に取りかかり・・・ ・・・彼女の母親はその傍を片時も離れなかった。ほどなくして、母ロバはこの人間たちが我が子を助けようとしているのだと理解し、彼らを恐れる様子はなくなった。
ずっとそばで見守る母ロバ

その子の傷は深かったが、彼女はたくさんの愛と思いやりを受けて次第に回復の兆しを見せ始め、奇蹟的に傷は完治した。赤ちゃんロバの窮地を救った隊員たちは彼女をジェネヴィーヴと名付け、すっかりよくなった彼女が走ったり遊んだりするのを温かい目で見守っている。――もちろん、その傍にはいつも母親が付いている。

是非動画を見てみてください。