大好きだった人のお葬式に参列し、お別れを告げる馬に参列者が号泣!
ブラジルに住むワグナーと彼の馬、セレーノは大親友でした。

しかし今週はじめに、ワグナーは交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまいました。
ワグナーにとって馬のセレーノはもっとも大事な存在だったことを知っていたワグナーの弟は、セレーノをお葬式に連れて行くことにしました。

「まるでセレーノは何が起こっているのか全て把握して、最後のお別れを言いたがっているようでした」と弟のワンドは言います。

棺の匂いを嗅ぎ、いなないたセレーノ
葬儀に参列していた他の人は、「セレーノは棺の周りを歩き回り、棺の匂いを嗅ぎ、いなないたんです」と回想します。「とても強い思いを感じました。そこにいた誰もが心を打たれ、わたしもそれを見た瞬間に泣いてしまいました。」

馬は棺の前に立ち止まり、頭を棺に傾けて、最後のお別れをしたそうです。

「葬儀の間ずっと、セレーノは泣いているような音を立てていました」とワンドは語ります。

セレーノの例は、動物にも哀悼の感情があることを示しています。深い悲しみを抱いた馬セレーノは、ワンドとその家族に引き取られることになっています。新しい家族は、セレーノに愛情をたっぷり与える予定です。ワンドはこう言います。「兄にとって、この馬が全てだったんです。」(boredpanda)
source:boredpanda
大好きだった人を失い、深い悲しみに包まれたセレーノ。馬も人間の死を理解し、それを受け入れようとする様子はとても胸が痛むものです。次の家族とも素晴らしい関係を築けますように。