ハロウィンの夜に捨てられた犬、安楽死の提案を受けるもが警官の猛反対により回避…
ハロウィンの夜、怪我をした犬が走行している車から投げ出され、そのまま放置されていました。
不幸中の幸いか2人の女性がそれを目撃し、悲しい声をあげている犬を見つけました。犬をブランケットにくるんで警察署へと連れて行くと、勤務中のジョン・デビッド・ヒル警察官が動物管理局にすぐに連絡をしました。

安楽死を提案されても、警官は猛反対!
動物管理局の職員は怪我をした犬に何もしてあげることができないと判断し、安楽死させるしかないと提案したところ、ヒル警官は猛反対し、「それはあんまりではないか」と言いました。
「この犬にとっての人生は辛くて苦しいだけのものだったなんて、あまりにもひどすぎると思いました。警察として何が正しい行為か、必死に考えました。」とヒル警官は回想します。

ヒル警官はその犬を引き取ることを決意、犬にジャックと名前をつけて24時間診療をしている動物病院に駆け込みました。獣医は怪我は古いもので、脚を切断するのが最適だと判断を下しました。しかし、3本しか脚がないということ以外に問題はなく、それから時間をかけて怪我を治し、ジャックは愛らしく、喜びに溢れた犬になりました。
「ボールで遊んだりする時も上手に走り回り、ソファに飛び上がったりすることもできるんです」とヒル警官は語ります。
「新しい人に会う時は今でも少し警戒したりしますが、一度その人の匂いさえ嗅げば、ジャックはたちまちその人に心を許してぺろぺろと舐めたりしてきますよ」。


脚を1本切断することになってしまったものの、それでも犬のジャックは素晴らしい家と飼い主を手に入れて、幸せいっぱいに生きています! (boredpanda)

正義感と慈悲に溢れた警察官との運命の出会いで命を救われたジャック。あのとき、ヒル警官が担当しなかったらジャックはそのまま安楽死させられていたかもしれません。まさに運命の出会いと言っていいでしょう。本当に良かったですね!