猫感激!大雪のなか、自分の店を野良猫に開放した男性に世界から賞賛の声
トルコのイスタンブールにお店を構える、ある優しい男性が、過酷な冬の寒さから野良猫を守るために、店を開放したことが話題になっています。
猫の避難所!

小さな文房具屋さんを営むSelcuk Bayalさんは近所のボランティアの人々と共に、野良猫の世話を見続けています。
気温が急激に下がり、野良猫に危険が及びそうになった時、彼は猫のために店を避難所にしたのです。
彼は猫にエサを与え、汚れている猫にはお風呂も浴びせました。「こんなに寒いのだから、避難民を受け入れるのが賢明ですよ。この辺にお店はうちしかないんでね」とSelcukさん。
近所の人は美しく小さな命を守りたいという純粋な彼の優しさに感動し、賞賛の声をあげていますが、中には怪訝な顔をする人もいるそうです。

お客さんを失うというリスクを抱えながらも、Selcukさんはお店のショー・ウィンドウに張り紙を貼り、Selcukさんの行動に同意しない人々へのメッセージを提示しています。
「猫が店にいるのが嫌な人はここで買い物をするのを控えてください」とそこには書かれています。

Selcukさんはこのような過酷な冬の気候のなかに猫を放っておくのは耐えられないと言います。
安全な場所でエサを与えてもらい、くつろぐ猫を見るのが嬉しくてたまらない、と彼は語ります。

「中には猫は寒さに強いのだから大丈夫だと言う人もいます。でも猫たちは決して寒さに強くありません。もし全てが凍って水が見つからなかったら、彼らは死んでしまいます。」とSelcukさんは訴えます。
彼の行動を支持するお客さんたちは、お店に来て猫たちとのふれあいを楽しんだりもしています。

猫たちは大好きなヒーターに集まり円陣を組んでいます。

Selcukさんは猫にも人間に対しても誰にでも寛容な心でお店を開放しています。
猫たちは暖かい住処とたっぷりのご飯をもらえて嬉しさでいっぱいです。毎日、Selcukさんとボランティアの人々に感謝の気持ちを伝えています。(lovemeow)

衛生面での問題などで怪訝な顔をする人はいるでしょう。しかし、それでも命を守るためにSelcukさんが起こした行動には胸を熱くさせるものがあります!猫たちも嬉しそうです。日本でも是非こんな行動を取る人が増えると良いですね!