考える 2016-12-19

あなたは動物園の動物たちの気持ち、考えたことがありますか?ある活動家からのレポート

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イタリアのとある動物園、ヒグマが囲いのコンクリートにもたれかかっています。彼は悲しそうで、絶望しているようで、元気がまったくありません。その後、彼は出口を探すようなしぐさを見せていました。

クマ1 source:

彼のようなクマは1匹ではありません。同じ囲いにいるクマも、同じように悲しそうに見えます。

クマ2 source:

イタリアの動物保護団体LAV Nazionaleのガイアさんは、「これは、本当に悲しいことです。動物たちがこのような場所に強制的に連れてこられ、このような劣悪な環境で一生を過ごさなくてはならないという事実は、恐ろしいことです。」と説明します。

法律的な事情から、ガイアさんは動物園の名前や正確な場所については言及できませんが、ここで飼育されている3匹のクマの生活水準は、写真のように劣悪だと主張しています。

クマ3 source:

「床は、薄い土がしかれただけのコンクリート製で、唯一のクマに対する慰みと言えば、数本の木と小さなプールが設置されているぐらいです。自然の環境を再現しようとする試みは、全く見ることはできません」。

野生のヒグマは、エサを探すときには100マイル以上(160キロメートル以上)移動することもありますが、この動物園では、ヒグマの室外設備と室内設備を合わせても、ヒグマに用意されている空間は、820フィート(約250平方メートル)程度です。

法律違反も!?

ガイアさんは、この動物園で劣悪な環境で飼育されているのは、ヒグマだけではない、とを主張しています。ライオン、ゾウ、サル、サイ、鳥類が、ほとんど自然環境が再現されていない空間で、飼育されています。さらに、イギリスの動物保護団体Born Free Foundationによると、この動物園では、特定の種類の動物たちが、来園者相手に芸をすることが強制されています。動物園の動物が、来園者相手に芸をすることは、イタリアの法律では禁止されているにも関わらずにです。

ライオン source:

「動物園側は、芸をする時間を「教育セッション」と呼んでいますが、明らかに来園者を増やす目的で芸は行われています。この動物園で行われている芸には、動物に対する教育効果はほとんどありません。」と、ガイアさんは説明します。

この動物園では、来園者は動物にエサを与えることが許可されており、いくらかの条件の基で、動物に触ることもできます。

ゾウ source:

そしてこれは、この動物園だけで行われていることではなく、イタリアのいくつかの動物園で、同じようなことがされています

動物園の主張する「教育セッション」以外の時間の時、動物たちは囲いの中で放っておかれています。「動物たちは、囲いの中で特にやることもなく、行ったり来たりしているだけです。壁を触るために隅に行き、囲いの中をぐるっと回ってまた同じ隅に行くように、繰り返し行動がよく見られます。」と、ガイアさんは語ります。

また、ヒグマは壁を叩いて、飼育員の注目をひこうもします。ガイアさんが説明するには、おそらくエサをねだっているのだということです。

クマ4 source:

この動物園のクマが、野生に戻されることはあり得ませんが、アンジェラさんは、LAV NazionaleはBorn Free Foundationと一緒に、動物園で飼育されている動物たちの、生活水準を向上させる運動を展開中であることを説明しています。

「今回のヒグマのケースでは、私たちは、ヒグマたちの生活水準が、動物行動学的に見てもっと良くなるように、活動をしています。野生動物は野生にいるべきであり、動物を人間の飼育下に置くことはストップされるべきことです。私たちは、動物をエンターテイメント目的で使ったり、展示目的で使うことを禁止する法律を成立させる面でも、活動をしています。」(thedodo

普段、何気なく行っている動物園、動物たちはどんな気持ちで過ごしているのでしょうね?確かに、普段まったくお目にかかれない動物を見るのは、物珍しくて楽しいものです。ただ、もしかしたらそれも、とんでもないエゴなのかもしれません。

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