考える 2017-01-21

相手がいないのに子供が生まれた!トラフザメの奇跡

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オーストラリア、クイーンズランド州にあるリーフHQ水族館で、トラフザメの繁殖プログラムを縮小することが決定しました。水槽が狭すぎたため、カップルは別れさせられてしまったのです

オスのレオは2013年に別の水槽に移されました。メスのレオニーは彼との間にたくさんの子供を産みましたが、二匹が別れて以来、レオニーがオスのサメを見ることはありませんでした

Publicerat av JournalAlhuria den 17 januari 2017

しかし、2016年の春。レオと別れてから一度もオスのサメと交わっていないにも関わらず、レオニーは卵を産み、なんと孵化したのです!4月に生まれ、クレオとCCと名付けられた二匹のトラフザメは健康そのものです。

Miracles do happen at Reef HQ Great Barrier Aquarium!

Miracles do happen at Reef HQ Great Barrier Reef Aquarium! We are proud to announce the arrival of “Cleo” and “CC” two healthy beautiful baby female leopard shark pups. Leonie, one of our female leopard sharks, has produced two pups without a father. Genetic testing of Cleo has conclusively shown that she is the parthenogenic offspring of Leonie. There are only a few recorded examples of “virgin births” in captivity in the world. Cleo is approximately 8 weeks old and CC is approximately 3 weeks old. As you can see in the footage there are other eggs that we are hoping will produce further sisters – we’ll keep you posted. Cleo is now on display and visiting hours are 9:30am to 5pm daily :-) #reefhqaquarium #townsville #townsvilleshines #thisisqueensland #alivewithcuriosity #greatbarrierreef #lovethereef #leopardshark #leopardsharkpups #parthenogenesis #miraclesdohappen

Publicerat av Reef HQ Great Barrier Reef Aquarium den 21 april 2016

「2013年にスペースの問題でレオと別れるまで、レオニーはオスと交わって子供をもうけていました。」そう語るのはクイーンズランド大学の生物医学部に所属する、クリスティーン・ダッジョン博士。「2016年の4月にレオニーが産んだ卵は3つ孵化しました。3年間もパートナーがいなかったのに不思議です。」

交尾なしにサメが繁殖したという事実に誰もが驚きを隠せませんでした。最近、その研究がまとめられて発表されましたが、その裏にはレオニーの悲しい物語がありました。

Leonie, one of our female leopard sharks, has produced two pups without a father. We have named them Cleo and…

Publicerat av Reef HQ Great Barrier Reef Aquarium den 1 maj 2016

絶滅に瀕していたトラフザメ

トラフザメ、その模様からレオパード・シャークとも呼ばれるこの種類は、ヒレ、皮、肉を目的に乱獲されて絶滅の危機に瀕していました

最初、研究者たちは何らかの理由で、レオニーはレオの精子をどこかに溜め込んでいたのでは?と考えました。しかし、DNA検査をしてみたところ、子供たちのDNAは純粋にレオニーだけから受け継がれていました。

ダッジョン博士は、もしかしたら絶滅の危機に瀕したことで、交尾なしで卵を産むに至ったのではと考えました。「相手がいなくなったことで、レオニーは自分自身を環境に適応させようとしたのかもしれません。」と博士は言いました。

この先、野生のトラフザメでも交尾なしに子供を繁殖させることがあり得るのか。そしてレオニーの子供たちが成体になった時、また卵を孵化させて子供を作ることができるのか。それは相手がいても、いなくても可能なのか。研究者たちは今後の観察にも興味津々です。

しかし、交尾なしの繁殖はトラフザメ保護の長期的解決策にはなりません。他のサメと交わって子孫を残していかなければ、遺伝子的に弱くなっていってしまいます。

サメ source:

交尾なしの繁殖では遺伝子の多様性が失われてしまいます。レオニーが産んだ子供たちがパートナーを見つけられるか、しっかりと見ていきたいと思います。」ダッジョン博士はそう語りました。

もし、トラフザメが違うパートナーとも交尾をすることが可能ならば、自然の環境でも生き残る確率がぐっと上がります。東南アジア沿岸は行き過ぎた開発が進み、生きる環境は以前よりも厳しくなっています。場所が狭くなり、水族館側がレオニーとレオのカップルで繁殖を止めたのは、まさに今、自然界で起こっていることのようにも思えます。トラフザメにとって安心な場所など、どこにもないのかもしれません。(thedodo

Meet Leonie, the leopard shark

A leopard shark in a Queensland aquarium has shocked scientists by being the first in the world to give birth without a male, after previously mating in the usual way. Meet Leonie here: http://ab.co/2jixhWn

Publicerat av ABC News den 16 januari 2017

どんな状況であっても種を保存させようという、凄まじい本能と生命の神秘には驚かされます。この奇跡が、少しでも絶滅の危機を脱する一筋の光になればと願ってやみません。

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